車検はおませ、村上商店ドットコムのロゴ

車検予約フリーダイヤル
0120-28-2029
月〜金am8:00〜pm6:00

各種整備のご予約
オンライン予約

車検証をご準備ください
車検 無料見積

何でもお問い合わせ

車検証と連絡先をFAXで見積
FAX 059-228-4884

毎日の生活のなかで垣間見る景色。
日々の暮らしで出会う人たち。

いつものあの人。いつものこの町。

文・WEBマガジンOTONAMIE村山祐介/写真・松原豊

ごあいさつ

皆様方には御贔屓にしていただき、誠にありがとうございます。ガソリンスタンドで働く我々の日常を、わかりやすく文章に綴ってもらいました。よろしければご覧ください。

村上商店

ガソリンスタンドから見守る日常

スーパーへ買い物に行くように、私たちは身構えることなくガソリンスタンドに給油へ向かう。
スタンドには、いつものこの人、いつものあの人。
給付を待つ間、働く人たちの姿を見て「この人たちからは、どんな風景が見えいるのだろう」と考えていた。
お話を聞いてみると、そこにはプロとしてのこだわりがありました。

▲上浜店

村上商店上浜店でセンター長として整備などの仕事をしている安達友則さん。津市の短期大学に通っているころからここでアルバイトを始め、そのまま就職。30年近く村上商店で働いている。

長いキャリアの中で「思い出に残っていることは何ですか?」と訪ねると、サイフに小さく折りたたんで入れている手紙を見せてくれた。病院に夜勤でお勤めの常連のお客さんが、引っ越しをして津を離れるときにいただいた手紙だという。そのお客さんの車が事故や故障をするたびに、安達さんは電話が鳴れば駆け付けていた。
安達さん:そういう時代でした。今でも販売から廃車までのお付き合いを目指しています。

上浜店で2名の整備士とともに、最新の設備を導入して仕事をする安達さん。テクノロジーの発展により車自体の仕組みも日々進歩。車に使用されるコンピュータなどの研修会や勉強会にも積極的に参加している。
安達さん:時代遅れにならないようにと。昔のやり方では通用しないこともあります。
時代が変われど求められる「安全」を、今日も下支えしている。

▲上浜店

車の販売担当で営業の小倉秀道さんに、この仕事を始めた理由を聞くと、
小倉さん:車が好きで、昔は愛車を自分好みのパーツなどに取り替えもしていました。
今でも伊勢志摩スカイラインや津の郊外にドライブへ出かけるの時間は楽しいひと時。そんな小倉さんは、整備士の資格を持つ。車の仕組みを熟知し、車が好きだからこそ、最適な提案がお客様にできるという。
小倉さん:国産の全車種を取り扱っているので、お客様のお話をよく聞いた上で車選びのご提案をしています。
予算、用途、好みなどを聞き、新車だけでなく中古車を進めることもある。中古車であっても、整備士として車のコンディションがよく分かるからだ。

小倉さん:新車でも車種のメリットとデメリットがあり、それをお客様にお伝えすることも大切にしています。あとトラブルがあれば専属スタッフとして対応しています。
長い時間をともに過ごす車を選ぶだけでなく、予期せぬ出来事にも応対してくれる頼もしいパートナーでもある。

▲本社・北浜店

昭和3年から始まった村上商店の4代目社長・村上晃一さんに、子どものころの思い出を聞いた。
村上さん:私が小さいころ、移動できるポータブル式の給油機(600ℓ)があったのを覚えています。

懐かしい給油機があった村上商店の成り立ちは練炭屋。本社のある北浜店は、津城の旧お堀沿いにある。当時漁業が盛んだった津では、お堀沿いに漁船の燃料屋や魚屋も立ち並んでいた。時代の移り変わりとともに、村上商店はガソリンスタンドへ。1960年代から時代はモータリゼーション、そして未来は化石燃料であるガソリンの需要は減る。
村上さん:油屋から車屋へ。ガソリンが減っても車は残り続けます。そして村上商店は、今も積み上げ続けている車の知識と、お客さんからの信頼で成り立つ信用を大切にしている。

村上さん:地域の企業としてお客様の安全を守り、安心して暮らしていただきたいです。
そう語る村上さんは東日本大震災のとき、連日燃料が不足していると聞き、ガソリンを積んだタンクローリーで宮城へ駆け付けた。また災害時にガソリンスタンドはライフラインを提供する場として必要となることから、店にはガソリン在庫を常に必要数は確保していたいり、電気が止まっても給油ができるように発電機も常備。
村上さん:ガソリンスタンドのスタッフは、お客様の顔と車種を覚えています。給油をしなくても、店の前を車が通れば「あの車はあのお客様かな。この前、半年点検をしたばかりだから、しばらく安心だな。」などと考えているものですよ。
給油をするだけではない。ガソリンスタンドには車のプロフェッショナルがいる。それは会うと安心できる知人のように、私たちと車の安全を日々見守ってくれている。

スタッフ募集中!
リクルート